大切なのは自分

店の前に黒板を出し始めてかれこれ・・・何年でしょう。


最近は、通りかかりの方が写真撮ったり
車のスピードが緩んだり
店の戸を開けて「エー言葉や!」と声をかけていただいたり

いつも黒板を通して誰かにつながっているんだと
勝手に思い込んでます(笑)

私の小さな頃は、帰り道に近所のおじちゃんに「お帰り~」と言われ、
隣近所のおばちゃんに「これやろ」とお菓子もらったりと、
知らない人ともつながってた時代

学校では、宿題忘れたら先生にめっちゃ怒られて
親に言うと、「当たり前やないの!!!」と
言われるから当然いえなくて(笑)
ジャイアンのようにボールで窓ガラス割るなんて事はなかったけど、

こんな近所のおじさんも今は希少価値!
でも、実際にいたりなんかして。
他者とのつながりを感じてた時代。

人とのお付き合いに制限や拒否をする今の暮らしは
お節介な大人がいなくなり、人との付き合いを学ぶ機会も減り、
人との付き合い方に全て自己責任を持たなくてはいけなくなりました。


今日の黒板は


例えば嫌なことを言われても、
例えば心傷つけられても、
その人は言うだけで、
昔のおばちゃんみたいに「こうしなさい」とは言わない。
例えばあなたのそんなとこが好きといわれても、
例えばこうしてみたら良いよといわれても、
昔のおじちゃんみたいに「それよりもこっちが・・・」とうんちく言わない。

じゃあどうするか?といわれたら

そう、『自分』なんです。

こんな機械化された時代だからこそ
余計に『自分』


高校生の娘が最近急激に大人びてきて。
彼女の『自分』の気持ちを素直に声にする姿に
私が学ぶことが多くなりました。


家族も人のつながり。
家族あってこその自分。
自分あってこその家族。

やっぱり、人って大切だな~としみじみ・・・🥰です。


三重県四日市市平町10-6
毛利畳店
☎0120-650-382
IG:毛利畳店(@MOURITATAMITEN)

この記事を書いた人
毛利美保子
もうり みほこ

毛利畳店 六代目女将

鹿児島生まれ花屋の娘として育ち、高校卒業後京都のバスガイド、歯科受付助手、花屋の店員など様々な仕事を経験し、介護福祉士の資格を取るに至る
そのいろんな仕事の経験を活かしながら、現在では畳屋の営業、障子・網戸職人として畳屋の一員を担う
趣味は一眼レフカメラ Nikon5500を愛用中
将来の夢は、娘との二人で海外旅行・トリマーにもなりたいと密かに願っている