潜行密用、如愚如魯〜己の形を作る生き方〜

なんだか難しいことを書いてみました🤭

私、筆を持つことが好きで時々没頭します。

先日書く言葉を探して、ネットサーフィン。

見つけた言葉が

『潜行密用、如愚如魯』

本当に大切なことは密かに人目にふれず行いをし続ける。それは愚かなことと思われることもある。今やるべきことをひたむきに行い、目立ちもせずに一途に専念して継続する。

禅の言葉だそうです。

常に人目を気にしてしまい、その人からの評価のために動いてしまうことも多々。

でも、誰かの評価で生きるのではなく、自分が自分のために何かを課す。愚かだと言われようとも愚直に行う。

大事なことだなぁと思いました。

例えば、公衆のトイレに入る時、ペーパーが落ちていたり、汚れていたとして、見て見ぬ振りしますか?

小学校の頃、誰からかは覚えがないのですが「見えないところこそ、誰かが見ている」と言われ、トイレに入ると必ず入る時より出る時綺麗にと思い、落ちたペーパーや、汚れてる部分をふきとったり、そんな事を意味があるのかないのか考えずにやってきました。

今では、トイレのミッションで当たり前になりましたが🤭

生活の全般こうあることが、自分を作ることなんだなぁとこの禅の言葉でブログを書く方々の話を読んですごく心に響きました。

畳の仕事はまさにそれ。

納めて仕舞えば、表面しか見えない。

だから、下処理しなくてもわからないとか、どうせ畳を入れるから床板掃除しなくてもとか。

昔の職人はこうだったのかもしれない。

昔の畳をめくると、その職人さんの手の行き届きがすぐわかります。

全ての日頃の行いが自分を形作る元なのですね。

評価ばかりが気になる世の中。

全ての人が自分という人間を理解するのは無理なのです。

ではどうするか?その人の評価より、自分の中の自分が評価できるように丁寧に生きなくてはいけないと言うことなんだと気付かされました。

皆さんはこの言葉を見てどう思いますか?

今日もトイレ掃除しよう😌✨

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三重県四日市、イオン四日市北店すぐの富州原で
約200年畳屋しています。
畳はもちろん、襖、網戸、障子まで自社施工にて
丁寧に対応させていただいています。
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毛 利 畳 店
三重県四日市市平町10-6
☎0120-650-382
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この記事を書いた人
毛利美保子
もうり みほこ

毛利畳店 六代目女将

鹿児島生まれ花屋の娘として育ち、高校卒業後京都のバスガイド、歯科受付助手、花屋の店員など様々な仕事を経験し、介護福祉士の資格を取るに至る
そのいろんな仕事の経験を活かしながら、現在では畳屋の営業、障子・網戸職人として畳屋の一員を担う
趣味は一眼レフカメラ Nikon5500を愛用中
将来の夢は、娘との二人で海外旅行・トリマーにもなりたいと密かに願っている