踏む、ひたすら

人の足裏には物凄い五感があります。
冷たい・熱いは当たり前
ざらざらを感じたり、つるつるを感じたり
凸凹で危ないことがわかり、
じとじとで湿気までわかっちゃう。
足裏の触感で、わかることの多さ。



私達、畳屋もまずは足裏の触感から畳の声を聞きます。

まだまだ使えますか?
これから誰が使いますか?
どんな物がお勧めですか?
今までのこと、そしてこれからのこと。


お客様とのお話を通してこれからの和室の使い方を
お客様の生活にあわせて探します。




これが、まず最初に私達に出来ること。



そして、最後に畳を納品して、声を聞きます。

これでいいですか?
きついところはないですか?
緩いところはないですか?

職人はこの最後にこだわります。
足を使って足の感覚で足に教えてもらいます。

畳屋さんの足の裏👣🦶、大切なんですよ🥰

そして、お部屋の家具を定位置に戻して終わります。



畳施工は踏み踏みに始まり、踏み踏みに終わります。
今日はどんな踏み踏みがまっているのか・・・🦶o(* ̄▽ ̄*)o
今日も素敵な一日を(❁´◡`❁)🍀






この記事を書いた人
毛利美保子
もうり みほこ

毛利畳店 六代目女将

鹿児島生まれ花屋の娘として育ち、高校卒業後京都のバスガイド、歯科受付助手、花屋の店員など様々な仕事を経験し、介護福祉士の資格を取るに至る
そのいろんな仕事の経験を活かしながら、現在では畳屋の営業、障子・網戸職人として畳屋の一員を担う
趣味は一眼レフカメラ Nikon5500を愛用中
将来の夢は、娘との二人で海外旅行・トリマーにもなりたいと密かに願っている